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東日本・東北大地震

懸賞 2011年 03月 29日 懸賞

27日に東京に戻ってきました。
その日は誕生日でしたが、特別にディナーにでかけるわけでもなく、
普通のいつもの夕食を夫とともにとりました。

私は6日からずっと実家に行っていたために、東京地区での地震も余震にもあわずに、
またその後の地震恐怖症にもならず、なにも不便なことにあわずにいました。
なんだか皆さまが大変な想いをされているときに、自分だけがここから逃げたようで、
とても心苦しく、申し訳ない想いにとらわれています。

母の介護のためとはいえ、手術に気をとられていたとはいえ、東北、東日本の大変な大惨事に
テレビを見て、青ざめることしか、なにも出来なかった自分が情けない想いです。。。

福岡県は全く被害がなかったために、まわりもどこか、同じ日本で起きてることとはにわかには信じられない・・・そんな思いがあったかと。
東日本、東北全部を襲ったこの災害は、あまりにも大きい代償を強いられました。。
被害にあわれたかた、そして無念にも突然人生を奪われた方々、心よりお見舞いを申し上げます。
復興にはかなりの時間と労力を要するとは思いますが、出来ることならば、少しでも希望を見つけて
亡くなられたかたの分まで、強く生きていっていただけたらなあ、と。

福岡では、こんなときだからなんでも自粛という考え方と、せめて被害のなかった九州の地方では
少しでも経済を刺激して、東北への力にするべきという考えと2つ、あったように思います。
九州新幹線も前日の地震で開通しないかとも思いましたが、開通式典は中止されましたが、
新幹線だけは開通しました。

姪は地震のときに、まさに石巻の友人とパソコンのスカイプで話をしていたそうです。
なにか大きな音がしてるけど、大丈夫なの?ときいたその後、すぐにその友人がなにか変!!やばい!といって突然パソコンも落ちて、一切の連絡がとれなくなったと。
私や妹は、姪には言えないけれど、そのかたはもしや津波にのみこまれたかもしれない。。と。
それが10にちも過ぎてから、やっと本人から無事と連絡がついたと!
彼女はぎりぎりのところで走って逃げたから無事と。
でもそのかたの親戚の方は、無残にも流されて亡くなったそうです。
そのかたの遺体は、すぐにみつかり、すぐに身元が確認できたからよかったのだけれど、と。
実際には報道されないことかと思いますが、地元では遺体の損壊が激しくて、首がなかったり、
胴体のみだったり、足と腕がばらばらでみつかったりと、まさに地獄絵巻のようらしく。。

本当になんてむごたらしい。。そんなことが現実におこるなんて、もう胸が痛くて、たまりません。。。
子供の頃ずっと仙台に住んでいました。塩釜も石巻もよくいきました。
そのあたりに小学生中学生のころの同級生も沢山いまも住んでいるかとおもいます。
私の通っていた学校も避難所になっています。
皆さん、大丈夫ですか??
何処までも続く仙台平野の田の風景が大好きでした。遠足のことを思い出します。
あの映像、何回も放映された田が一気に津波に飲み込まれていく・・・道に立ち往生している車が
飲み込まれていく・・・堤防が決壊して。。。
あの映像は一生忘れられないと思います。
日本中のかたが、けして忘れずに今回のこととそして、原発を安全といいきった神話が崩れ去ったことを今後しっかりと
受け止めて、そして今からなにをするべきかを考えていかなければならないと思います。

節電を心がけて、水を無駄にせずに、今できることをじぶんなりに考えたと思います。
むやみに買い締めなどせずに、そして野菜もどの部分が影響をうけたのかをちゃんと知るべきですね。今後の被災されたかたのお仕事や野菜やお米を作られている農家の方の生活はどうなるのか。。
不安は尽きません。。

私の住んでいる地区は、計画停電の予定もなく、マンションにひびも入らず、以前をあまり変わらなく過ごせています。
まだ食材の買い物にも出て居ないので、どれだけのものが売り切れになっているのかもわかっていません。。
私の部屋はドアが開かないようになっていたそうですが、夫がむりやりに開くようにしてくれていました。たくさんの材料がたなから落ちてきて悲惨な有様になっています。
食器も思ったよりは割れていなくて。白磁の被害は確認できていません。

家族が無事で、食事がとれてお風呂にはいれる・・平穏な生活がこんなにありがたいことだなんて。
神様に生かされている、事実をありがたく感謝してこれからの人生を考えなおしていきたいと思います。

ちまちゃんがブログで紹介されていらした、文章。
私たちは皆さんの幸せや喜びをねたむほどはおちぶれていない。
どうぞ楽しければ笑い、喜びは受け止めてください。わたしたちもすぐに追いつきます。と。
文章はかなり違っているかもしれませんが、被災なさったかたは、きっとそう思ってくださるかもしれないなと。

寄付を送ったり、節電とか、今できることは本当にちっぽけなことしかないけれど、
日本中の方が一人一人、頑張って生きていく。。以外にないのだなと思います。

稚拙な文章を読んでくださって感謝いたします。

by victorian_bonnet | 2011-03-29 15:40 | 日々の事

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